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脱臭ハンガー　　パナソニックが、かけるだけで衣服の臭いを取り除くことができるハンガーを開発した（20170628、朝日、写真参照）。
しかし、このアイデア、本当に新しいのかな〜。というのは、弊所のグッドアイデアでとりあげているハンガーとコンセプトは同じだから。グッドアイデアのものは、脱臭機能付きのカバーをハンガーに被せ、そのカバーの働きで背広などの脱臭を行うもの（詳しい内容は、こちらをクリック）。手持ちのハンガーを、脱臭機能付きハンガーに変更できる点で、電気式のパナのものより、使い勝手が良いのでは？ 電気代もかからないし。

人生の贈り物　　「悲しい歌は自分が悲しくて泣いて歌ってはダメだ」、「歌は語れ。芝居は歌え」、「悲しいときには人間は泣く。涙がかれたら、人間はしゃがむ。その後は立ちあがる」、「人生それぞれ色々あるけれど、しゃがんだままじゃ駄目なんだ。立ち上がるんだよ」。恩師で作曲家の古賀政男さんのこれらの言葉をかみしめ、今も胸にしまって歌う小林幸子さん（160704、朝日夕刊）。
たしかに「泣く」と言う字は、「さんずいに立つ」と書くから、泣いた後は立たないといけませんよね。
小林幸子さんのヒット曲は沢山ありますが、個人的には「雪椿」かな。「やさしさと、かいしょのなさが裏と表についている、そんな男に・・」。聞きたい人はこちらをクリック。

戦後を支えた発明　　発明協会は、６月１５日、「戦後日本のイノベーション１００選」の第2回分を発表した。経済成長を支えた新技術と並んで、宅急便やＡＴＭなど社会や生活を大きく変えた身近なサービスなど６７項目が選ばれた。２０１４年発表の第１回分とあわせて計１０５項目になった。リチウムイオン電池、レトルト食品、プレハブ住宅、ＱＲコードなど。詳しくはこちらを参照（160616、朝日）。
発明や新しいサービスは、生活の向上、産業の発展に寄与するもの。自らは発明できなくても、発明に係わる仕事に携わっていることに感謝。

動かぬ右手にご用心　　ロシアのプーチン大統領は歩く時、右腕をほとんど動かさない。疑問に思ったポルトガルの神経科医らのチームが、パーキンソン病の初期症状でないかと疑った。ただ、柔道で右手を器用に使う場面もあり、他の症状がないことから、別の理由を探った。プーチン氏は、かってＫＧＢに所属していた。そのＫＧＢのマニュアルに、「敵に直ぐ銃を向けられるよう、右手の武器を胸付近に引き寄せたまま進む」とあることを発見。ＫＧＢ出身の別の高官も、右腕をほとんど動かさず歩いていた。チームは、彼らの歩き方を、「早撃ち名人の歩き方」と命名し、英国の医学誌に論文を掲載した。ロシアを旅するときは、動かぬ右手にご用心かも（160526、朝日）。何回も暗殺未遂のあった大統領だから、多少納得。今度、歩いている姿がテレビに映った時、注意して見てみよう。

働く猫の残業時間って何時まで？　　猫カフェの営業時間をめぐり論争が起きている。動物愛護法の規則では午後８時まで。ただ、環境省は猫カフェに限り、午後１０時までの営業を認めている。これは、全国に３１４店ある猫カフェの内（１５年１０月時点）、８６店が午後８時以降も営業していることや、猫カフェの業界団体による「営業活動の自由」や「猫は夜行性でストレスはかかっていない」との申し入れを参酌したもの。しかし、動物の専門家によると、猫は薄明性、つまり早朝と夕暮れの時間帯に最も活発に動く動物とのこと（160425、朝日）。猫の勤務時間を論争するって、世の中が平和な証しかな。

一番大切なのは自分の心持ち　　常勝を期待され、その重圧に打ち勝ってきた女子テニスのシュテフィ・グラフさん（46）の言葉。「私は、自分自身に課した重圧が一番強く、周囲の期待は気にならなかった。一番大切なのは自分の心持ち。毎朝目覚めた時から日々、最善を尽くしている、と思えたら、充実感を覚えるはず。それがパワーの源泉になる」。ウ〜ン、偉業を成し遂げた人の言葉は説得力があるナ（160423、朝日夕刊）。

魔法はありません　　日本には、「遠慮」の文化があります。遠慮がある故に、日本社会では自分でイニシアチブを取ることが欠けています。積極的とは、何かを成し遂げたい、という意欲がある事です。私が求めているのは、チームの為に何かをしたい、という積極的な選手です。スター選手であっても、そこからもっと上に行けるんだ、と理解させたいと思っています。魔法はありません。意欲を変化させるんです。「ガツガツやれ！そうすればチームに居場所はある。シャイなやつは残れない」。意図的に重圧を与えることで若い選手を変えることができるんです（ラグビーのエディ・ジョーンズ前ヘッドコーチ、160419、朝日）。

フランク三浦　　　　　スイスの高級腕時計「フランク・ミュラー」のパロディー商品名。この名前を商標登録した大阪市の会社が、この商標を無効とした特許庁の判断を取り消すよう求めた訴訟の判決が１２日に知財高裁であった。鶴岡稔彦裁判長は、「イメージや外見が大きく違う」として、三浦側の勝訴とする判決を言い渡した（16041３、朝日）。商標の類否を判断するとき、称呼、外観、観念の内、一つでも似ていると、互いに似ていると認定される。似ている商標を登録しないのは、商品の混同を招き、市場が混乱するのを防止するため。この判決は、称呼は似ていても外観で明確に区別できる場合は、商品の混同はない、というもの。正当ですね。

春はご注意　　　　　ニラとスイセンを混同して食中毒。消費者庁が昨年発生した有毒植物による食中毒者４２人を分析したところ、半数の２１人が家の庭や畑、家庭菜園で採取した花などの観葉植物が原因だった。うち２人は死亡。この１０年で有毒植物が原因の食中毒者は２８６人。うち１０人が死亡。新芽しか出ていないため見分けがつきにくい４、５月は特に注意が必要（160414、朝日）。
ニラかスイセンか迷ったら、臭いを嗅いでみたら？　スイセン（水洗）なら臭わないから・・。間違い易い植物の一覧はこちらのサイトを参照。